2015年10月31日

生頼範義氏の訃報

もう、4日も前のこととて、ニュースとは言いがたいのだが、イラストレイターの生頼範義氏が亡くなられた。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151028/k10010285341000.html

代表作は、スターウォーズのポスター、ということになるのだろうが、個人的には70年代から80年代の、国産SFの表紙が記憶に残っている。
小松左京の「復活の日」、平井和正の「ゾンビー・ハンター」やウルフガイシリーズと、男性的なごつごつとしたタッチと、原色の照明を多用した明暗のコントラストは緊迫感に満ち、手にする一冊のうちに広がる世界のスケールを、高校生の私に無限のものとして思い描かせてくれた。
ことに、小松左京の長編については、氏のイラストよりほかの組み合わせは想像することができない。

なんとも、残念としか言いようがない。



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2015年09月05日

ウェス・クレイヴン監督死去

いや、日記として記すには気後れがする旧聞なのだけれど、ウェス・クレイヴン監督の訃報

これで、名前だけで無条件に観る監督は、サム・ライミのみになってしまったなあ、というのを実感。
ただし、クレイヴン監督については、この作品の続編を観たい、という作品はないので、個人的には最後まで創作活動を続けてくれたことへの感謝の気持ちが強い。
「スクリーム」の続編も、シリーズ化への甘い見込みを断ち切った、気持ちのよい(ま、ホラーでそういう表現は微妙なのだが)ものであったし、「リアルナイトメア」の後には、フレディの再登場は必要がないことを、確信させてくれる。

こういう創作者は、実は案外に珍しいのではないか。
個人的なホラー映画オールタイムベスト10のうち、1/3はこの監督の作品が占めている。
ご冥福をお祈りいたします。
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2015年01月18日

『死霊狩り』のこと

訃報が続く。

平井和正さん。
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20150118-OYT1T50040.html
私がはじめて定期購読した少年漫画誌は「少年マガジン」だったが、それは平井和正原作の「スパイダーマン」を読むためだった。その後、中高生時代にはウルフガイシリーズが愛読書のひとつとなった。

80年代あたりからは、作品にやや精神世界に通じる種類の描写が増えたため、私の気持ちも離れ、大学生であった私の周囲でも、ストレートなファンというのは少数派となっていた。
しかし、ハインラインを好きな、あるいはP・K・ディックを好きな、あるいは筒井康隆を好きな友人たちも、何故か『死霊狩り』について語るときは、否定的な言葉はなかったように思う。70年代の国産SFで、若い人に奨めたい作品を二つ挙げるならば、一冊は山田正紀の『神狩り』、もう一冊がこの『死霊狩り』となる。
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2015年01月17日

ネズミ男と十三代五ヱ門

 大塚周夫さんの訃報。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150116/k10014750561000.html

 五ヱ門と言えば沈着冷静なキャラ、という印象があるが、第1シリーズではときに声が裏返って、ネズミ男の軽さを帯びさせているセリフもあった。また、第5話「十三代五ヱ門登場」では、不二子を「それがしのガールフレンド」としてちゃんづけで呼ぶなど、女嫌いと言うわけではないが免疫が無いというキャラクターで、後のシリーズとは随分と雰囲気が異なっていた。 
 先日「峰不二子という女」で観た浪川版五ヱ門の純愛ぶりに、この第1シリーズのことを懐かしく思い出したりもした。もう、40年も昔のことになるのか。

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